3日目は何も予定を決めていなかったので、朝方オーロラツアーから戻り、昼頃起きて食事をしながら何をするか考えます。ダウンタウンに行くのもいいけどこの日は日曜日。お店や観光スポットが休みだったり、普段は運行しているバスが数が少なかったりするようなので、近場で楽しもうかなと考えつつちょっと気になっていたことが…。
部屋の温度調節の仕方
昨日も一昨日もオーロラツアーに行って、部屋ではほぼ寝るだけだったのでまあいいかと思っていたんだけど、ちょっと部屋が寒かったんです。でもエアコンのリモコンが見当たらず…。フロントに電話して聞いてみることにしました。英語で聞くのはいいけど、説明してもらっても理解できるかどうか不安。でもどうにかなりました!
- リビングの壁に温度計がある
- 温度計の右側にバーがあってそれを上下に動かすと温度調節ができる
- すぐには温度は変わらない
- しばらくしてもまだ寒かったらまた電話して
とのことでした。
温度計があるのは気づいてたんだけど、温度の表記が日本と違う(華氏)ので、見てもよくわからなかったし、サイドにバーがあったなんて!
小さすぎるこのツメのようなものを少し上にあげると、しばらくしたらちゃんと温かくなりました。どうやら右側が温度設定で左側が実際の温度のようです。他のところでも見かけたので、アメリカのホテルの空調設定はこのタイプが多いのかな?
空調問題も無事解決したし、出かけることにしました。
Wedgewood Sanctuary(ウェッジウッド・サンクチュアリ)
今回泊まっているホテルは州立公園内にあり、宿泊棟の近くにはウェッジウッド・サンクチュアリという自然保護区があります。(MAP右側のエリア)
森や湖があり、時には野生動物に会えることもあるようです。このホテルを選んだのも、ここに魅力を感じたから。湖はたぶん凍って雪が積もっているだろうけど、雪深い森を散策したい。そんなわけで、ウェッジウッド・サンクチュアリに向かいました。
昼でも外は寒いので、防寒具一式身に着けていきます。撮影するために手袋をはずすと手がキーンと痛くなってしまう程。ファインダーを覗いていたら鼻息で結露が!!しばらく放置したらとりあえず復活しましたが。
入り口の木戸を開けて中に入っていきます。
雪で埋もれている橋
静かな森の中を歩いていると心身ともに浄化されていく感じがします。
人間の足跡に交じって動物の足跡を発見。何かがいる気配は感じるけど、確認できるのはカラスだけ。
雪深い森の中でも迷わないように案内板が立っています。
湖はこのとおり、雪に覆われています。夏季には左手の小屋から鳥類を観測できるようです。夏にもきてみたいな。
夏季に観測できる鳥についての解説。今はどこにいるんだろう。
植物の解説。夏は全然違う景色が楽しめそうです。
写真をとりながら一周歩いて1時間半くらい。人もまばらだったので、植物や動物の気配を感じようと感覚を研ぎ澄ますことに集中できました。
頭は冴えてきたけど体がすっかり冷えてしまったので、部屋に戻ってyogi teaを飲んで温まりつつ、結露が心配なカメラも放置して休ませました。
Fountainhead Antique Auto Museum(ファウンテンヘッド アンティーク オート ミュージアム)
森の散策後、部屋で休憩して4時半頃。まだ時間もあるので、敷地内にあるアンティーク オート ミュージアムに行ってみることにしました。宿泊棟Pから徒歩3分位です。(Map左❻)
入場料は$12 。日本語のオーディオガイドをお借りして、じっくり鑑賞できました。
近くにあるしせっかくだから、という気持ちで特に期待せずに行ったのですが、クラシックカーのデザインの美しさに感激してめちゃくちゃテンションがあがりました。
車が作られた当時のファッションも展示されていて、1920年代や1960~1970年代のデザインが大好きな私としてはかなりツボ。
まずは自転車から。オシャレすぎる自転車。こんなの欲しい!
この時代に生まれてこんな服を着てこの車に乗ってオペラでも見に行くのかな…と妄想が広がります。
ランプひとつとってもずっと見ていられる…。職人さんのこだわりとその時代の美意識にうっとり。
配色が素敵。椅子も高級感が漂っています。
この配色も好きだな。グレー、ベージュ、キャメル、赤、ゴールド。レトロだけどモダンな印象。ほ、欲しい!
車体の絶妙なグリーンとドレスのバイオレットがこれまた絶妙!なんかもうここで働きたくなってくる。
素晴らしい曲線!ワイルドかつゴージャス!顔もイケメン!ハアハア、たまらん!
だんだんおかしくなってきたので、このへんで…。
カメラを持ってこなかった(結露のため部屋でお休み中)ことを激しく後悔。展示されている車の数もかなり多く、見ごたえがあり、1時間位かかりました。車に乗って写真を撮ってもらえるスポットもありました。
所狭しと並べてあるので、もうちょっと一台一台の感覚をあけて、背景やBGMなど、その時代の世界感にひたれるように展示できたらもっと感動的なミュージアムになるんじゃないかなといらんアイデアが膨らみます。
WEBサイトも素敵。ブログからスタッフの方の仕事への情熱がじわじわ感じられます。ドレスは季節によって展示を変えているらしいので、また行きたくなりました。
Tシャツがかわいかったので、自分へのお土産に購入。チャコールグレーに渋めのゴールドのロゴ。さすが!
ランドリーの使い方
長くなったので別記事にしました。
ウェッジウッド リゾートでオーロラ観測できる?
ホテルの予約サイトでは駐車場からオーロラが見れたという口コミを見かけました。オーロラコール(オーロラが出たら電話してくれるサービス)もあるので、寝てても起こしてもらえるし、翌日チェックアウトのため、遅くまで起きて待機してなくて良いのも魅力。
しかし…、この日は見れませんでした。
1日目、2日目に行ったネイチャーイメージさんのロッジは周りの明かりがない山の中。それに比べるとここの駐車場は明かりがあるので、弱いオーロラだと肉眼で見るのも撮影するのも難しそうでした。強いオーロラが出たら見えるのかもしれません。サンクチュアリのほうまで行けば明かりが少ないので見やすいかもしれないけど、昼間でも寒いのに夜は行くまでに凍えそう…。
オーロラが見れないのは残念ですが、翌日はチナ温泉に行くのでそちらに期待しつつ、ゆっくり眠りました。