チナ温泉リゾートは1泊だけ。この日はチェックアウトしてダウンタウンに行き、夜の便でフェアバンクスを離れます。
朝のチナ温泉
チェックアウトの前にまた温泉にいきました。部屋のシャワーや水道水が鉄っぽい臭いがしたためです。が、しかし、残念ながら温泉のシャワーも同じ臭いがしました。もう仕方ないので使っちゃいました。昨日は気にならなかったんだけどな。温泉だからこういう臭いなのか?髪が濡れた状態で温泉にいくと、外気で髪が凍ってぱりぱりしてきます。朝の温泉は空いていてのんびりできました。
レストランでブランチ
温泉から戻り、荷物をパッキングして、チェックアウトです。 そして昨日行きそびれたレストランでブランチ。11時過ぎと時間が中途半端だったからなのか、わりと空いていてゆっくりできました。
全体的にウッディで動物のはく製が飾られていて、山小屋っぽい独特な雰囲気。
サーモンやお肉も美味しそうなんだけど、そんなにお腹が空いていなかったためエッグベネディクトにしました。美味しい!フルーツも新鮮でジューシー。コーヒーはポットで出てきました。濃すぎず、苦み・酸味が強すぎなくて飲みやすい、私好みのコーヒーでした。
空いているせいかウェイトレスの女の子がちょくちょく声をかけにきてくれました。笑顔が可愛くて親切。席の真上の動物はムースなのかと尋ねてみたら、バッファローとのこと。かなりでかい。バッファローの肉は美味しいんだそうです。食べてみたい。
チナ温泉リゾート内の散策
シャトルバスを2時に予約してあったので、それまでチナ温泉リゾート内をぶらぶらと写真をとりながら散策しました。
寒いけど空気が澄んでいて寒いけど気持ちいい。
マッサージキャビン。
温泉のすぐ近くにあるので、湯上りにマッサージしてもらったら気持ちよさそう。
フロントの裏側。
ヘラジカの角が至るところにある。
テントのような建物もありました。WEBサイトによると冬は泊まれないようです。丸いデザインがかわいくて中がどうなっているのか気になる。
晴れているのに雪が降っているのが幻像的で美しい光景でした。
チナ温泉リゾート、とても良いところでした。ありがとう!
ダウンタウンへ
シャトルバスの時間になったので、チナ温泉リゾートには別れを告げ、ダウンタウンへ向かいます。シャトルバスの中から、雪の中の一本道に太陽の光が反射してゴールドに輝いている様子が見えて、これからの人生が光り輝いているというメッセージのように思えてうれしくなりました。
モリストンプソンビジターセンター
シャトルバスはフェアバンクス空港かダウンタウンのホテルまで送迎してくれます。飛行機の時間までダウンタウンをぶらぶらするつもりだったので、モリストンプソンビジターセンターで降ろしてもらいました。
観光案内所としてオーロラツアーや犬ぞりツアーなど、さまざまなアクティビティのパンフレットがたくさん置いてありました。アラスカの歴史に関する展示や映像を見たくていったのですが、展示の解説も映像も英語だったので、いまひとつ内容が頭にはいってこず、すぐ見終わってしまいました。
民族衣装や生活に使っていたものなどの展示。
トイレのサインがアラスカらしくてかわいかった。
お土産屋さんがあったので、アラスカっぽいブルーベリーの紅茶やココア、バーチシロップなどを買いました。アラスカの歴史に関する展示はアラスカ大学の博物館でもっと詳しく見ることができるようです。
モリストンプソンビジターセンターを出て、ダウンタウンを散策。雪道をスーツケースを持って歩いていると疲れてきて、ひと休みできるところを探しました。カフェっぽい店はあるけどあまり好みじゃなかったり、入ろうとしたらカフェタイムが終了だったり。予想してたより小さな街だったせいか、飲食店もそんなに多くはないみたいです。
カフェは見つからなかったけど、いい感じのレストランは見つけたので、ディナータイムまで近くのショップをまわりました。
アークティック・トラベラーズ・ギフトショップ
観光客向けのお土産屋さんという感じで、ALASKAというロゴ入りのグッズや衣類や民芸品っぽいアクセサリー、食品などいろいろ揃っていました。ALASLAって書いてあるけどmade in Chinaだったりするものも多く、買ったのはチョコレートやヌガーなど。モリストンプソンビジターセンターのお土産屋さんで買ったバーチシロップやベリーココアなどはここでも売っていました。レジのおじさんはヌガーの試食をさせてくれたり、アラスカの旗を見せながら「ホクトシチセイ(北斗七星)」などと日本語を披露してくれたり、フレンドリーでした。
Lavelle’s Bistro
スプリングヒル・スイーツ・バイ・マリオットの1Fにあるレストラン。
入り口は高級感のある雰囲気だったけ、どレセプションのスタッフはフレンドリーで、17時頃とディナーにしては早めだったせいか空いていて、すぐに案内してくれました。サーモンを食べたかったのでメニューを決めると、先ほどのレセプションスタッフが通りがかり、そのメニューは私も大好き、本当におすすめ!と言ってくれたので期待が高まりました。
Salmon and Tomato Provençal
美味しい!アメリカの料理ってすごい量なんじゃないかと不安だったけど、小食な私にはちょうどいい量でした。レモンバターにトマトとガーリックで、酸味とコクのあるソースと、柔らかいサーモン。サーモンは日本で食べるものより魚らしい味というか、しっかりした味というか。大海で育った力強いサーモンならでは、と勝手に想像。このレストランは帰国後に調べたら結構人気店だったようで、予約せずふらっと入れたのはかなり運がよかったみたいです。
フェアバンクス空港へ
食事も終えて、18時半。ダウンタウンではもう特に行くところもなく、暗くなってきたのであまりうろうろするのもどうかと思い、空港に行くことにしました。
ホテルのフロントでタクシーを呼んでもらいました。運転手はマレーシア系のアメリカ人。親日家だったようで、日本に行った時のことや私がマレーシアに行った時のことなど話し、楽しいひと時を過ごせました。英語力がないからたいしたことは話せないけど、お互いの国についていいとこだよねって言い合えるだけでも嬉しい。
空港もちょうど空いている時間帯だったようで、長椅子の上で荷物整理をしつつ、コーヒーを飲んだりしながらまったり過ごしました。
手荷物検査の前に私の荷物を見たスタッフが、お土産に買ったバーチシロップを見て、100ml以上の液体は持ち込めないからダメかもしれない。ダメだったら中の売店にも売ってるからそこでまた買えばいい、と教えてくれました。が、手荷物検査では特に何も言われずスルー。無事搭乗できました。
フェアバンクスの人々はフレンドリーで親切な人が多かったです。観光地だからかもしれないけど、また来たいと思う場所になりました。みなさま、ありがとうございました!